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2017-09-05

おむすびで心を結ぶ

omusubi
共食ではおむすびを一緒に作って食べます。
心を込めて作ったおむすびは、ひとあじ違います。

日本ではお米をいただきますが、豊葦原の瑞穂の国といわれている
その日本人のDNAに刻まれたおむすび。
青森県弘前市で森のイスキアを主宰されていた、
佐藤初女さんのところには、心が病んだ人たちも訪れていました。
その人たちにおむすびを作ってあげていました。
ある時、持ち帰ったおむすびを食べた青年が自殺を思いとどまった
というエピソードがあります。

丁寧に作られたおむすびがタオルに包まれてあったのです。
中には手作りの梅干しが入って、全体がのりで覆われた
丸いおむすびでした。

そのものとの向き合い方、小さいところこそ大事にする、
そんなことに気づく、おむすび作り体験です。

開催情報

日時:次回開催日未定(2017年秋)
場所:コビーズコーヒー
東京都 江戸川区一之江7-87-4
都営新宿線一之江駅 環七通り出口A1徒歩1分

参加費:2,000円 おむすび、和食のおかず付き

※facebookを利用していない方は「お問い合わせ」からお申し込みください。

初女さんの梅干し

森のイスキアにはじめて行ったのは夏でした。
大きな竹ざるがいくつも並んで、
ちょうど天日干しをしていました。

ちょっとやってみたらと言われて、
一つずつ梅を手に取り返していきました。

どの梅にも「おいしくなぁれ」と心をこめてやっていくのだと
たくさんの梅に囲まれて感じました。

おむすびを作るたびに初女さんを思い出して、
作るたびに幸せになります。

初女さんからおむすびを通じて、
一つひとつていねいに
という物や人との向きあい方を教わりました。

初女さんのまん丸おむすびを作るのなら、
いつかは梅干しを作りたいと思ってきたのです。
十年近く経った今年、
梅干しを漬けました。

はじめてなのでニキロ、
ざるにようやく一つ分になりました。

梅雨明け前のお天気が良かった三日間天日干しをしたら、
夜取り込んだときに部屋が梅の香りでいっぱいになっていました。

幸せを感じるホルモン、
セロトニンが梅の香りで出ることを聞いて、
それを実感した天日干しの日々でした。

あと一か月ほどすると酸味が落ち着くので、
そのころに食べてみます。

まずは一粒を大事にそのままでいただくか、
やっぱりおむすびを作ろうか。

時間をかけて熟成させたもの食べるということは、
人の手でつくられた時をいただくということなのではないでしょうか。

人間だけとうていできない、時や自然の力を借りて成り立つ梅仕事。

二~三年寝かせると熟成が進み、塩けと酸味がまろやかに。
毎年少しずつ取り分けておき、食べ比べてみるのも楽しいでしょう。

参考にした本にそう書いてありました。

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