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2018-11-24 | イベント, ブログ

菌食と栄養素のちがい

 

栄養素には、カロリーとなる炭水化物のほかに、必須栄養素と言われるビタミン、ミネラル、アミノ酸(タンパク質)等があります。

これだけの栄養素だけでは十分ではなく、発酵食品などの菌食といわれる要素を摂らなければなりません。

 

世界でみる菌食

 

世界中どの国でも、昔からキノコや発酵食品を食べてきました。

みそや醤油、ヨーグルトがその代表食品です。

これらは菌のは働きを利用して、原料が持つ栄養素を吸収しやすく、また全ての栄養素を身体の役に立ちやすいように加工した食品です。

 

菌食の科学的意味

 

人間だけでなく、自然界の生物は何らかの形で菌食をとってきました。

動物はキノコやコケ、発酵した植物を食べることに加え、腸内細菌の働きを利用して、多くの栄養素を吸収しています。

植物は土壌菌によって分解された土中の養分を吸収して成長しています。

また、生命を終えた生物は菌によって元の土に還元され、他の生物の養分になっていく、この食物連鎖という自然の機能の主な力が菌の還元力によるものです。

 

ぬか床にいる菌たち

 

乳酸菌、酵母、産膜酵母、酪酸菌、ぬか床にはたくさんの菌が入っています。

中でも乳酸菌は腸に直接届き、酪酸菌はぬか床にしかない腸の粘膜を修復してくれる働きをします。

 

佐藤初女さんのぬか床を分けていただいたおだやか家のはるさんは、こんなふうに話していました。

人も発酵しながら生きるとどうなるか。

「発酵すると腐らない」発酵するところに腐敗菌は入り込めないのです。

発酵とは、微生物たちのバトンリレー。

それぞれの役目を全うし、終えたら、次の微生物に役割を交代する。

北九州小倉城に入った小笠原忠(ただ)真(ざね)は糠漬けを好み、ぬか床を持ち込み、城下の人々にもぬか漬けを奨励した影響で、現代にいたるまで、旧城下の小倉では各家に代々受け継がれた「百年床」というぬか床があるほど根付いているそうです。

 

発酵する組織であり続ければ、腐ることはありません

 

ぬか床を育てるということは、自然に触れ合うということなのです。

 

発酵 =瞬間瞬間、変化し続け常に同じ状態ということはない 自然そのもの

発酵菌:仲良く、心地よく、自分らしく、ありのままに発酵する微生物のように生きること

 

発酵言葉:うれしき、たのしき、ありがたき

腐敗言葉:不平不満、愚痴や文句

 

そのようにはるさんは教えてくださいました。

 

組織づくりはぬか床と同じ、愛情をこめてかき混ぜること。

二人以上いれば組織、と考えると発酵する組織が理想です。

 

2018-11-23 | ブログ

日本各地の発酵のまち

道の駅発酵の里、神崎

 

利根川沿いにある千葉県香取郡神崎町は、発酵の里としても知られています。

そこに「寺田本家」という酒蔵があります。

 

自然に栽培された原料を自然な菌で発酵し

添加物は一切使わずに

手のひら造りの生命力あふれるお酒を

無ろ過でお届けしています。

 

自然の流れに沿って多様な微生物の力で発酵させていく、という考え自然に学ぶ酒造りをされています。

 

調味料は伝統的な製法や醸造法で作られたものを

 

調味料は国産、有機栽培の原料、昔ながらの製法や醸造法で造られたものを選びたいものです。

造る人の知恵や技、思いが入ったものは、味を左右するだけでなく、私たちの体に薬効をもたらします。

手間をかけて造る分、やや高価ですが、健康をとり戻すための「手当て食」にも使えます。

 

マグネシウムやカリウムなど、現代人が不足しているミネラルがたっぷり含まれている自然塩を。

 

しょうゆ

国産丸大豆を使い、昔ながらの醸造法で1~2年かけて発酵熟成させたもので、無添加のものを。

 

みそ

丸大豆を使い、裸麦麹、米麹、塩を原料にして8か月~1年かけて熟成させた天然醸造みそで、無添加のものを。

 

純米酢、穀物酢、りんご酢などの発酵熟成させたものを。

 

味噌と醤油の歴史

 

鎌倉時代に高野山で修行をしていた、心地覚心というお坊さんが中国に修行に行き、味噌の作り方を習って帰ってきました。

そして戻ってきた場所が紀州和歌山の由良町でした。

そこで南宋の時代に径山(きんざん)で習得した金山寺味噌を作りました。

由良の北にも入江がある湯浅があり、味噌を作るときにできたたまりをヒントに水の良い湯浅で醤油づくりをはじめたそうです。

 

醤油醸造発祥の地 紀州湯浅として平成二十九年に日本遺産に登録されています。

 

福岡県糸島市にあるミツル醤油の醤油仕込みのワークショップに参加したことがあります。

大豆と小麦は糸島産で、原点に戻ったお醤油づくりをしています。

2017年2月に仕込みましたので、2年間熟成でもうすぐ完成が近づいています。

 

2018-11-22 | イベント, ブログ

一緒に食べて対話すると、関係が良くなる

 

MIT教授ダニエル・キム氏の組織の成功循環というモデルがあります。

関係の質 →思考の質 →行動の質 →結果の質

を作り出すという考え方です。

 

結果の質を良くしたいのであれば、すべてのはじまり、関係の質を見直すところからといっています。

どこのタイミングでも、質がかかわってきます。

質とは、「どのくらい」であるかの規定である「量」に対する、「どのように」あるかの規定。とコトバンクにありました。

どのようにあるかということが、未来を創り出しているということになります。

サイクルなので、結果の質がまた戻ってきて、関係の質へとつながります。

 

場づくり

 

場は非常に大きな力を持っています。

自分を活かす、他人を活かす、支え合うというのもすべて場です。

場の大切さに気がつきたとき、家、職場、友人たちご自分が所属するコミュニティで実践することができます。

 

魂に響くおむすび

 

緊急事態が起きたときに、みんなで集まっておむすびを作って食べたというエピソードがあります。

アメリカで起きた同時多発テロの前に、初女さんはロサンゼルスの日本人の方たちへおむすびの講習会をされました。

それからあの事件が起きて、出席された方たちが集まったのですが、不安で祈ることもできない状況だったそうです。

そこで「おむすびを作りましょう」となり、みんなで握って食べたら、あれほど不安だったのにとても落ち着いたということでした。

また、東日本大震災のときにも、おむすびが心の支えになったということを多々聞いています。

言葉より「いのち」をいただいて元気になっていく。言葉を超えた行動は魂に響くんですね。

そのように語られていました。

 

2018-11-21 | イベント, ブログ

組織ふうどの種

食を通じたコミュニケーションから組織ふうどへの流れへとなったのは、青森県弘前市で森のイスキアを主宰されていた、佐藤初女さんにおむすびを習ったことです。

大自然の中に心病める人の憩いの場を作りたいという願いを実現させて岩木山の麓(ふもと)に、1992年森のイスキアができました。

1995年には龍村仁監督のドキュメンタリー映画「地球(ガイア)交響曲(シンフォニー)第二番」で紹介されました。

おむすびの祈りにはじまり多数の著書があります。

私はこちらに3回行かせてもらい、おむすびで日本に還ることを体験しました。

日本人であることを思い出し、日本人であることのすばらしさに気づいていく。

アイデンティティの確立につながることを感じました。

 

加えて日本ならではの発酵食品にも注目しています。

味噌、醤油、発酵食品のない文化は滅んだといいますので、日本古来の食生活がいかに大事かということに気づかせてもらいました。

 

特別なおむすび

 

「このおむすびは、普通のおむすびとどう違うのですか?」

あるとき、おむすびワークショップに参加されたコンサルタントの方が尋ねられました。

心をこめておむすびを握ること。

これはすべてに通じているのです。

おむすびを通じて、自分に向き合う。

そういうことを感じていただけたらと思います。

 

何で食なの?

 

食べるということは、生きていくうえで、かけがいのかいことでも紹介したように、生きていくことと切り離せないです。

食べることは「生きること」そのものです。

 

食はいのち、と佐藤初女さんも言っていましたので、紹介したいと思います。

どんなに良い言葉で話しかけても、その人の心に響かなければ何も変わらないけれども、食べることは直接体の中に入っていきますからね。

体や心が萎えているとき、ていねいにだしをとったスープを飲んで「おいしい」と感じたら全部体に入っていくのがわかるんです。

それくらい食べ物はすーっと入って、体の中で一緒に行きていく。食べ物は「いのち」ですから。

 

 

2018-11-20 | イベント, ブログ

ライフワークという考え方

作家の本田健さんがライフワークを提唱されていて、その考え方に共鳴したヤマト・ユダヤ友好協会会長の赤塚高仁さんも「ライフワーク」という視座が生まれてから、世界観が変わりました、と言っておられます。

 

 これまで、「目標」「ビジョン」あるいは、「使命」「天命」などの言葉の持つ意味や、イメージは知ってはいましたが、なんとなく曖昧模糊としていたようです。

本田さんが説く「ライフワーク」という世界は、解像度が上がり、自分の本心にアクセスしやすいように思えます。

 

 「ライフワーク」は、動機が「純粋な喜び」であることが大切です。

使命感や責任感や義務感で動くとき、ときどきその動機が恐れや、怒り、またはコントロールであったりするようです。

とても素晴らしいことをやっていながら、その人から喜びではなく、怒りが伝わってくるのです。

 

「自分はこんなにやっているのに分かってくれない、世の中がおかしい」

 

ライフワークは「自己完結」していることが要点の一つです。

だから、まわりがほめようがケナそうが関係なく、健全な自己満足があり、自己肯定できるのです。

つまり、自分のやっていることで他人に認められる必要がない、ということです。

 

ライフワークの定義

 

「ライフワークとは、自分の中にある『幸せの源泉』から湧き出る情熱を使って、

 自分らしさを表現し、まわりと分かち合う生き方」となっています。

 

『幸せの源泉』とは何でしょうか・・・

それは、その活動をしていて、まず心から楽しんでいること。

そこにつながるだけで、本人が幸せになるようなこと。

その人らしい本質で、静かなワクワクを感じ、

尽きることのない情熱がある場所のことです。

 

ライフワークを生きる

 

このライフワークの分かち合いの結果、

自分と相手との魂の共鳴が生まれるのです。

 

これは、「自分らしく幸せになる」ことですから、

特別な才能も社会からの承認も経済的成功も関係ありません。

 

ライフワークは、その人の心のあり方です。

「その人が大好きなことをやっていて幸せでいる状態」のことですから、

他人の評価もうまくできるかどうかも関係ありません。

 

つまり、幸せの源泉とつながると、他人と比べたり媚びることもなく、

自分らしく生きることができるのです。

これが心の平安であり、争いのない世界です。

と赤塚さんも言っておられます。

2018-11-19 | イベント, ブログ

場づくり研究

 

食とコミュニケーションをやっていこうと決めたのは、2003年にオーストラリアでのアボリジニ栄養調査ボランティアから帰ってからのことです。

 

コミュニケーションについては1対1でのコーチング、エグゼクティブの方々ともかかわり、組織の活性化というミッションをいただき、その中に食をどう取り入れていけるかということを考えてきました。

ちょっとしたお菓子があるとほっと和むように、食というのは大きな役割を持っていると思います。

 

会議やランチなど同じ時間を過ごすのに、オープンで本質的な話につなげていれば組織のメンバーが活性化されるのではと考えてきました。

 

一橋大学の名誉教授であられる伊丹敬之先生の場の場の論理とマネジネント、場のマネジメント実践技術を読み、実際に現場で実践できたことが積み重なってきました。

先生の研究をもとに論文が出ていたり、左脳的な人に向けてのプレゼンなどでは参考にしました。

 

対話の参加者がいい時間だった、話せてすっきりしたとなれば、最終的にはいい結果につながっていきます。

リーダーも参加者も充実した時間を過ごしたという実感をもってもらうにはどうしたらいいか、ということを考えて一緒にお菓子を食べる“共菓子”や一緒に食事をする“組織ふうど”がうまれました。

 

社員食堂のトレンド

 

会社の社員食堂でチームメンバーが夜ご飯を食べて業績が上がったというのをテレビで見ました。

そこは夜景がきれいに見え、内装もきらびやかで、従来の社員食堂というイメージというよりレストランのようでした。

他にも、社食が充実している人気企業に人が集まるというのを紹介していました。

 

食で人を繋げたり、エネルギーチャージしたり、企業も色々と考えるようになってきたようです。

食べることで人が繋がるというのを伝えている例だと思いました。

2018-11-18 | イベント, ブログ

本から学ぶ、生きるとは

 

生きるって何だろう、ということを真正面からではなく、ちょっといろんな視点からみてみようと思います。

 

生きていくうえで、かけがえのないこと、という本があります。

これは若松英輔さんと吉村萬壱さんがそれぞれ同じテーマでエッセイを書いたものです。

 

眠る、ふれる、読む、働く、待つ、食べる、悲しむ、見る、癒す、憎む、出す、喜ぶ、ときめく、愛する、見つめる、休む、嘆く、忘れる、耐える、壊す、書く、老いる、聞く、念ずる、祈る。

の20個の動詞の中から、今日は「食べる」という章を紹介します。

 

吉村さんが「食べる」ことが喜びにならない。飢えの危機を感じる。飽食の限界についてという視点で書かれています。

若松さんは、食べられる言葉、空腹を満たす食べもの、心を満たす食べもの、一緒に食べることは深い、生きるための言葉を書かれています。

同じ「食べる」ということでも、お二人が食べることについて、どんな思いをもっているのか見えてきました。

 

次に、執行草舟著「生くる」の著書から食わない思想を紹介します。

食べることにどう向き合うか、食えなければ、食わねばよろしい。にはじまり、食わない思想、断食と飢餓の違い、生き方を変えた言葉、本当の人生とは、食べる態度が自立性を決める、心がけが美しい人生を拓く。

ここでは食べることを通じて、生き方を変えた言葉が書かれています。

 

それらをゆっくりと朗読しました。

 

それぞれ三人の方のどの言葉が印象に残ったでしょうか。

食べることへの自分なりのこだわりはありましたか。

あなたの中で、食べることと生きること「ショクと人生」はどのように繋がりますか。

 

という問いかけをしました。

 

2018-11-17 | イベント, ブログ

一緒に食べて「ショクと人生」について対話しよう

 

2018年11月17日コネクト@神楽坂でGojoWorksのワイガヤ会をしました。

 

Gojoworksについて

 

Gojoworksの発起人澤田さんと、働けるオフィスを提唱し、神楽坂と竹橋でコネクトを運営している中山さん、私の三人で2017年にスタートしました。

 

11月のワイガヤ会

 

今、大きな変容の時代を迎え、地球環境が変化していつ何があってもおかしくない、今まで経験したことがないところにきています。

 

それでも普遍的に変わらないことは、人とのかかわりです。

生きがいをまじめに考えるなんてめったにありません。

そこで、生きがいを考えるきっかけになればと思ったからです。

本をテキストに、一人では考えにくいことを、参加者同士で対話しながら進めていきました。

 

Gojoのライフ担当

 

GojoWorksワイガヤ会を8月に開催したときに、身近な生きる力とかライフというものについて対話してみたいと思ったのです。

そうしたら、次回は組織ふうどでお願いしますと言われ、一緒に食べて対話することでこんな時間になればと思いました。

 

・気づくこと

・自分が鍵を握っていたと思い出す

・自分らしく幸せになるというイメージアップ

2018-11-04 | ブログ

見える世界

先日歯科定期健診に行きました。

歯科医の診察台に座ると眼鏡を外します。

目の前に駅のホームが見下ろせる、電車ビューの席です。

頻繁に電車が発着して、乗り降りがあるたびに人が動くのがわかります。

あれ、何だか今までと見え方が違います。

眼鏡を外してもぼんやりした中から動きのあるものが浮かび上がってくるのです。

 

新しい見え方

今使っている眼鏡は、千葉県佐倉市の眼鏡のとよふくで調整してもらったものです。

両眼視検査という検査の仕方で合わせる目に優しい見え方の眼鏡なのです。

眼鏡をかけているときの見え方と、外した見え方の違和感が少なくなったのです。

裸眼でいても、見えないことに不安がなくなり、ぼんやりした中にも動きが見えるのです。

もっというと裸眼の世界も楽しめるようになりました。

 

見ているようで見ていなかった

 

ミシンで縫物をした時にも違いを感じました。

糸通しの補助を使って糸がひっかかるように通します。

小さな出っ張りが浮かび上がって見えて、そこに糸がひっかかった時に糸が通ることがよくわかりました。

糸通しの失敗が少なくなり二回に一回くらいしか通りませんでしたが、ほぼ完璧に通るようになりました。

 

見えている世界が変わった

ハッキリと見ることではなく、全体を捉え、目的の部分だけを意識してみることができるようになりました。

これがどのように関係性を構築していくことにも影響していくか楽しみです。

 

 

 

 

一緒に食べて対話をする

一緒に食べて対話をすると、五感を使って食べることで緩んでいろんな話が生れます。

何かの機会で同じ食卓を共にできるということは、その方とご縁があるのかなと思います。

あなたは大切な人

職場のメンバーの対話会は偶然集まったとは思いにくいですが、参加できた人、できなかった人もいるので、参加した人たちによってその場で生まれた対話というが大事になります。

主催者はその場に対する思いがあるでしょうし、参加した人も何かしら感じて帰ってきくはずです。

もしかしたら話しているうちに何か新しいことをやってみよう、となったりもします。

誰一人としてその場に不要な人はいなくて、100%の気持ちで参加しきれていない人がいたとしても、その人も大切な一員です。

対話からの気づき

先日お友達のところでランチを食べながら、一緒に食べて対話をするという機会がありました。

物事をポジティブかネガティブか分けて考えることがある、という話が出ました。

ポジティブな視点に重きを置くと、反対側のネガティブなほうは見ていないので、自分ではいつもポジティブだと思えます。

しかしながら見ないようにしているネガティブな方は、ポジティブで高く上った分、裏では大きくなっていきます。

坂を上っていくのがポジティブとしたら、下っていくネガティブも同時に起きているということなのです。

立体意識で見る

日常生活の中で物事をいいと悪いに分けて考えていくと、窮屈さを生み出します。

起きていることを、一つ上の視点で見られるようになってくればいいのではないでしょうか。

どうやって出来事を捉えるか、はまっている視点に気づくには、意識を立体化されていくこと。

同時に、対話をして一緒に越えていける仲間が大切だと思います。

 

 

 

 

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