2017-12-11
組織ふうどのすすめかた 9.関係の“質”を変化させる
心境の変化をとらえる
比較的静かな職場にいるあるメンバーは、自席では仕事の話以外しにくい雰囲気でした。
チームメンバーでお昼を食べに行くという習慣がなく、自席で食べたり一人でランチに行くことが多かったのです。
仕事が忙しくなり、周りにいる人たちと雑談を交わす余裕もなくなってくると、一人で仕事を抱え込んでいるような感じがしてきました。
ランチ持ち込みのミーティング
そんなときに、リーダーからお昼の時間帯に「気になることを話す場」をやるからと誘われました。
お弁当を持ち込んで、用意してもらったお菓子をつまみながらざっくばらんに話をしていると、お互いの状況がわかってきて自分のことも話せるようになってきました。
関係を作り直す
自分たちのチームについてなど、仕事にまつわる対話をしていくと、仕事のやらされ感が減り自分ごとになるという変化が生まれます。
仲間の思いや考え方を知って、以前よりも仕事がやりやすくなったと感じているといいます。
それは、お互いの関係の質が上がってくるので、“質の変化”が起きているからです。
そこで起きた変化を定期的に対話を続けていくことにより、関係の質⇒思考の質⇒行動の質⇒結果の質へとつなげていくことができると考えています。
関連記事
コメントを残す