2018-04-02
組織ふうどのすすめかた 24.探す
日常を見直す
この探すというところではアイデアやヒントを探すというふうに考えてみたいと思います。
全く何もない所から、何かを探し出すというのはなかなか骨が折れます。
いつもと同じ生活パターンでは、それはなかなか気づきにくいものかもしれません。
ちょっと突拍子もないかもしれませんが、興味深い話を紹介します。
目が合ったものを持ち帰る
ブラジルで採集生活をしているインディオたちには、ブリコルールという能力があります。
それは、ジャングルを移動生活している中で、何かを見つけた時に持っていこうと袋に入れる「もの」を選ぶ時です。
目の前にある何かを選んだ時点では何の役に立つかわからないけれども、拾っておくのです。
このブリコルールの感覚は、必要なものを調達するという発想とまったく違う、こんなものでも何かの訳に立つかもしれないと一瞬のうちにスキャンする力なのです。
行動する
せめて我々ができるとしたら、ふだんとは違う道を選んでみるとか、路地裏を探索してみるとかいうことが、その感覚を呼び覚ますのに近いかもしれません。
本屋さんに行って、たまたま選んだ本が運命的な出会いだったということは実際にあります。
良質のインプットに出会う
そうはいってもなかなか見つからない、というときにはインプットしに出かけます。
目当ての講演ではなかったものの、聴いてみたらヒットした、ということもあるでしょう。
よいものに出会うと人に伝えたくなり、自分の考えも整理されて、アウトプットにもつながる循環が生まれます。
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