2017-12-17
組織ふうどのすすめかた 12.継続する
これから対話をはじめようとして、対話を一度きりで終わりにしてもいいものか、迷うと思います。
継続させていくには
組織で行われる対話のテーマとしては、つぎのような例があります。
「経営層の思いや意図の理解」「現状の問題などの意識化(気になることについて)」「組織を横断したつながりの醸成」「現場で起きていること」「自分たちの組織の未来について」など現在だけでなく、未来のありたい姿についても語られます。
対話の場として継続させていくために、毎回テーマを変えていくという方法があります。
仲間とともに
もう一つ大事なことは、対話を企画する側で、コアメンバーを作ることです。
コアメンバーは、一緒に企画を考えてくれる人たちのことです。
対話会の前にコアメンバーと意図合わせをして、どんなテーマにするのか、参加者のイメージ、終わったあとのゴールイメージをつくっていきます。
実施するにあたり、気がかり、大事にしたいこと、どんな場にするのか、という場の設計も話し合います。
企画側の心構え
設計で全体像をつくり、あとは当日の参加者が自由に、その人らしくふるまえるように、持っている力を発揮できるような安全な場を用意します。
安全な場をつくるには、ファシリテーターの役割が重要です。
具体的には、発言を受け取る。発言を受けとったことを伝える(返答する)発言に対して思ったこと、感じたことを話す。発言しなくても見守っている。
発言をうながす。発言しやすい言葉がけ(もうちょっと聞いてみたいことはありますか)を使う、自発的な発言を促していきます。
タグ: 話
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