ライフワークという考え方
作家の本田健さんがライフワークを提唱されていて、その考え方に共鳴したヤマト・ユダヤ友好協会会長の赤塚高仁さんも「ライフワーク」という視座が生まれてから、世界観が変わりました、と言っておられます。
これまで、「目標」「ビジョン」あるいは、「使命」「天命」などの言葉の持つ意味や、イメージは知ってはいましたが、なんとなく曖昧模糊としていたようです。
本田さんが説く「ライフワーク」という世界は、解像度が上がり、自分の本心にアクセスしやすいように思えます。
「ライフワーク」は、動機が「純粋な喜び」であることが大切です。
使命感や責任感や義務感で動くとき、ときどきその動機が恐れや、怒り、またはコントロールであったりするようです。
とても素晴らしいことをやっていながら、その人から喜びではなく、怒りが伝わってくるのです。
「自分はこんなにやっているのに分かってくれない、世の中がおかしい」
ライフワークは「自己完結」していることが要点の一つです。
だから、まわりがほめようがケナそうが関係なく、健全な自己満足があり、自己肯定できるのです。
つまり、自分のやっていることで他人に認められる必要がない、ということです。
ライフワークの定義
「ライフワークとは、自分の中にある『幸せの源泉』から湧き出る情熱を使って、
自分らしさを表現し、まわりと分かち合う生き方」となっています。
『幸せの源泉』とは何でしょうか・・・
それは、その活動をしていて、まず心から楽しんでいること。
そこにつながるだけで、本人が幸せになるようなこと。
その人らしい本質で、静かなワクワクを感じ、
尽きることのない情熱がある場所のことです。
ライフワークを生きる
このライフワークの分かち合いの結果、
自分と相手との魂の共鳴が生まれるのです。
これは、「自分らしく幸せになる」ことですから、
特別な才能も社会からの承認も経済的成功も関係ありません。
ライフワークは、その人の心のあり方です。
「その人が大好きなことをやっていて幸せでいる状態」のことですから、
他人の評価もうまくできるかどうかも関係ありません。
つまり、幸せの源泉とつながると、他人と比べたり媚びることもなく、
自分らしく生きることができるのです。
これが心の平安であり、争いのない世界です。
と赤塚さんも言っておられます。
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